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  <title>小ネタぶっこみ場</title>
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  <description>ひなさんの小説以下の小ネタを放置するところ　↑旧　↓新　　</description>
  <lastBuildDate>Mon, 09 Mar 2026 12:09:58 GMT</lastBuildDate>
  <language>ja</language>
  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <item>
    <title>小ネタぶっこみ場へようこそ</title>
    <description>
    <![CDATA[<h3>ここは小説になりきれなかった</h3>
<h2>・小説未満<br />
・お蔵入りの書きかけ<br />
・セリフ会話だけ<br />
・なんちゃってポエム<br />
・他、よくわからんもの</h2>
<h3>なんかが貧乏根性によりサルベージされるぶっこみ放置場です。 <br />
それでも良い方のみどうぞ&hellip;&hellip;<br />
<br />
前使ってた掲示板が消えてしまったので急遽追加したけど<br />
更新めんどくさがって全然増えません。<br />
気が乗ったら掘り返しまーす。</h3>]]>
    </description>
    <category>はじめに</category>
    <link>http://hinasan26.side-story.net/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB/%E5%B0%8F%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%81%B6%E3%81%A3%E3%81%93%E3%81%BF%E5%A0%B4%E3%81%B8%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%9D</link>
    <pubDate>Wed, 26 Dec 2035 15:42:05 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>吸血鬼の眷属にと誘われた男の独白(幻水/シエナス)</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<br />
<br />
　俺には夢があったんだ。そんな大したものじゃない。ただ家族が幸せに暮らしていればよかった。そのために俺は生まれたんだって、それを次代に繋げて行くんだって、貴族の長男として当然のように思っていた。<br />
　それが崩された時、それまでの生活がどれだけ尊くて、大切で、無くしたくなかったものだったか気がついたんだ。<br />
　でも全部遅かった。俺にはそれを打開できる力はまだなくて、戦う力すらなかった。<br />
　それでも守りたいものがあって、どうすれば守れるかを必死に考えて、辿り着いた答えがこれだったんだ。<br />
<br />
　だから、俺の夢は全部捨てた。<br />
　守りたいものが守れるなら、俺の夢はいらない。<br />
　いや、それを守るのが俺の夢になったんだ。だから、力以外は何も望まない。富も名声も、愛も恋も夢も、帰る場所も、家の再興も、いまさら望んじゃいないさ。<br />
　――え、その俺の守るものが何かって？　そんな大した話じゃぁない。妹さ。唯一残された妹だけは不自由なく、醜いものをこれ以上見ず、悲しみのない平和な世界で暮らしてほしい。それだけなんだ。<br />
　ただ、俺たちの生きていた世界では、貴族という名声や財力を失った能力のないお嬢様が生きていくには、少しばかり厳しすぎた。その血のせいで民衆派に象徴として担がれる可能性もあるから、普通には生きられない。ああ、俺は死亡扱いになっているし、家の名前は捨てたから大丈夫なんだがな。<br />
　話が逸れたな。とりあえず俺の目的はそれだけさ。それが叶うなら俺は泥水を啜って生きることになっても良かったんだ。<br />
　強くなろうと無茶を重ねて、身も心もボロボロになって、汗も血も流したし吐くほど修行もした。それくらいでないと凡人の俺は戦う力すら手に入れられなかったからな。<br />
　貴族の長男としてそれなりの教育は受けていたが、世界で生きていく為に知識もできる限り学んだ。あの頃は一分一秒無駄にせず、体を鍛え、寝る時間すら惜しんで机にも張り付いていたな。<br />
<br />
　まぁ、鍛えてもらった組織ではそれほど好成績ではなかったが、仕事ができる人材としては及第点ってところでな。職につく時、裏切らない事を条件に、なんとか家も没落寸前ながらに持ち直したってわけさ。<br />
　ん、仕事？　まぁ潜入スパイまがいの事だったけど、生きるために必死だったし、色んなところを旅して周れるのは悪くなかったな。文献だけではやっぱりわからない事も多いし、人脈ってのもスパイには大切な要素だろ？<br />
　しかも情報を持ち帰るのが仕事だから、死なないための訓練だと思えば気も楽だったし、組織で勉学に励んでいたときよりは穏やか&hellip;&hellip;な方が多かったんじゃないか？<br />
　危険な事に変わりはないけどね。捕まっても助けはこないし、国からは当然ながら尻尾切りされる。そこで終わりって事だ。自白してしまう前に死ね、なんてまぁよく言われてたさ。俺は諦めが悪いから、実は自害用の毒は仕込んでなかったんだけどね、ははっ。<br />
　今もこうやって普通にスパイしてるだろ？　だからいいのさ。あの時代が、あれがあったから、今の俺がいる。死にかけた事もピンチもあったさ、でも人生なんてそんなもんだろ。<br />
<br />
　今も願うものは変わっていない。環境が変わったくらいで、寧ろ上司が変わって無茶振りは増えたが、やりやすくなったくらいさ。<br />
　俺が生きている限り、妹の無事は約束される。<br />
　いや、きっと俺が死んでもあの方は妹を守ってくれるだろうさ。ああ見えて意外と義理堅いんだ。<br />
　あの方は、俺という『絶対に裏切らない』諜報員を手に入れるかわりに、本国で後見人になって保護してくれている。まあ、あそこが一番安全だろうからな。<br />
　だから、俺にもう欲しいものはない。そうだな、一日の終わりに旨い飯と酒でも飲めて、綺麗なお姉さんとお話して&hellip;&hellip;ってそんな顔するなよ。いいだろ別に。それ以上は望んじゃいないんだから。後はそうだな、柔らかい布団で安全に眠れたら御の字くらいだ。<br />
　妹が幸せで平穏な暮らしの中にいる。その庇護の対価に俺は戦う。<br />
　それだけで俺は幸せなんだ。これ以上幸せを望むとか、罰当たりってもんだろ。<br />
　だから、これでいいんだ。これで、いいんだ。<br />
　それが、俺が自分で決めた人生なんだ。<br />
<br />
　悪いな、誘ってくれたのに。<br />
　ん～？　そうだな、その件は、いつか俺が衰えて来たら考える事にするよ。<br />
<br />
<br />
<hr /><br />
<br />
2018年の春頃に書いていたらしいシエラ&times;ナッシュ。<br />
シエラは一言も喋っていないけれど女攻めの左右固定です！<br />
なんか出てきて、ふと読んでみたら悪くなかったので移しておきますネ。<br />
女&times;男が固定になってる男右CPは腐向けに入るのか？<br />
よくわかんないな&hellip;&hellip;。<br />
<br />
なお2005年にもシエナスが書いてあって、内容は似通っていた。<br />
ずっと心の中にある妄想なんだろうな。]]>
    </description>
    <category>ゲーム</category>
    <link>http://hinasan26.side-story.net/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/%E5%90%B8%E8%A1%80%E9%AC%BC%E3%81%AE%E7%9C%B7%E5%B1%9E%E3%81%AB%E3%81%A8%E8%AA%98%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%94%B7%E3%81%AE%E7%8B%AC%E7%99%BD-%E5%B9%BB%E6%B0%B4-%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%8A%E3%82%B9-</link>
    <pubDate>Mon, 09 Mar 2026 12:09:58 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>イチャイチャする冬のシオユリ2024(ウィストリア)</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<a href="https://x.com/Aoi_00008/status/1863507448696656137" title="" target="_blank">神の地ならし</a>（全巻重版決定絵） でユリウス村が無事に燃えたので居ても立っても居られず書きました。<br />
公式が最王手だよね&hellip;&hellip;。<br />
ていうか六年生男子組の村ぜんぶ燃えたじゃないですか。<br />
<br />
なお、書いている馴れ初めシオユリ話の三作目くらいの糖度があります。<br />
いきなりそうはならんやろ！？ と思う方は悪いことは言わないので<a href="https://idabun.blog.shinobi.jp/wis/%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%8F%E5%90%B8%E3%81%86%E6%81%AF%E3%81%AE%E6%A0%B9%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%81%A6%EF%BC%88%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%A6%E3%83%AA%EF%BC%89_356" title="" target="_blank">馴れ初め</a>からどうぞ<br />
アレが合わない人は読まない方が良いです。<br />
<br />
書き殴ったので推敲とか校正はほぼしてません。<br />
<br />
<br />
<hr /><br />
<br />
<br />
<br />
「もう暗いからいいだろ」<br />
<br />
　そう言って、ウィルとイグノールが帰っていく方向を黙って見送っていたユリウスのサングラスを奪ってやった。<br />
<br />
「こら、返せ」<br />
<br />
　やっと見えた蒼い瞳がこちらを睨みつけてくるのを無視して、一度だけ奪ったサングラスをかけてみる。イヤーマフが邪魔だったので外す事になったが、つけてみてやはりな、と思う。<br />
　サングラスをしていると、当然だが視界は暗くなる。雪に反射する光が目に刺さる昼ならともかく、流石に夜のこの暗さはダメなんじゃないか。普通に危ない。と没収することを決め込んだ。<br />
<br />
「さっきからジロジロこっち見てただろおまえ、わかるんだからな」<br />
<br />
「そんなわけあるか、お前たちが運良く転ばないか見てただけだ。転んだら思いっきり笑ってやろうと思ってだな&hellip;&hellip;」<br />
<br />
「ハッ、浮かれてたくせによく言う」<br />
<br />
　あまりに苦し紛れな言い訳をするものだから、サングラスを額まで上げながら鼻で笑ってやった。<br />
<br />
「浮かれてなどいない！」<br />
<br />
　躍起になってそう返されるが、既に返しは完璧に考えてある。いつどこで突いてやろうかと機を狙っていたのだ。こいつ絶対、サングラスで武装した気になってただろ。<br />
　もうそれはそれは嫌味を込めて、神経を逆撫でしてやる。<br />
<br />
「へぇ、わざわざそんな耳飾りまでつけてきて、浮かれてないか。ふぅん」<br />
<br />
「こ、これは&hellip;&hellip;お前たちに見せるためにつけてきたんじゃないんだからな！　断じて！」<br />
<br />
　秒でユリウスが釣れる。<br />
<br />
「こんな寒空の下であえて冷たい金属を耳につけるとか、余程見せたい相手がいたんだなァ」<br />
<br />
　目を細めて、利き手を伸ばした。ちり、と冷えた金属と耳に手が届く。<br />
<br />
「ッ！？」<br />
<br />
「冷えてるぞ、耳」<br />
<br />
　さわ、と耳の裏を撫でて、冷えた耳たぶを飾りごとを弄る。摘んでじわりと温めてやると、見事に大人しくなった。あきらかに照れている顔をしている。チョロすぎるだろ相変わらず。<br />
<br />
「さ、寒くはない」<br />
<br />
　それきり黙りこみ、口元をマフラーで埋めてしまったものだから、うっかり秘めた炎が燃えそうになる。これで煽ってないとか嘘だろ、燃やすぞ。<br />
　いや、そうではなくて。慌てて腕にかけていたままのイヤーマフを耳に被せてやった。まぁ、サングラスは奪ったからな。<br />
<br />
「貸してやる」<br />
<br />
「あ&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;うん」<br />
<br />
　うん、じゃねぇよ。のぼせた顔のままあんまり可愛いこと言ってるとぶっとばすぞ。こっちまで熱くなるわ。<br />
<br />
「ほら、手も貸せ」<br />
<br />
　イヤーマフの位置を調整していた手を無理矢理にぎりとる。<br />
<br />
「はぁ！？　なんでだ、別に私は寒くなんか」<br />
<br />
「どうせ冷えてんだろうが」<br />
<br />
　ほら、ひやひやの手をしやがって。これで冷えてないとか笑わせる。<br />
<br />
「言っておくが、もとからこういう体質なんだ」<br />
<br />
「まぁ、見ておけよ。僕はそれなりにおまえの温め方を心得ているからな」<br />
<br />
　そのまま引き寄せると、指先に口づけする。少しばかりの魔力も込めて、ユリウスの手に温もりを宿す。ふわりと一瞬だけ炎が爆ぜて、周囲の空気が上昇した。<br />
　当人の顔は唖然としていた。ざまぁみろと笑み曲ぐ。<br />
<br />
「ッ&hellip;&hellip;～！！！！！　外でそういう事をするな～！！！！！」<br />
<br />
「叫ぶな、逆に目立つわ。ほら、帰るぞ。馬車が出るところまでは送る」<br />
<br />
　それなりに時間の遅い雪降る夜に、誰が外になど出ているものか。大通りから離れた場所にそんな暇人はいないんだよ。この通りに歩く人影などない。<br />
　そのまま手を引いて歩き出す。こちらも真冬の空の下でずっと突っ立っているほど熱くはないのだ。燃やしていいなら燃やしてやるが。<br />
<br />
「ばか、手を離せ。繋いでいくつもりか？」<br />
<br />
　とか言いつつ振りほどかないのかよ。まぁ、見られていいものではない。<br />
<br />
「こうしたら見えないし、温かいだろ」<br />
<br />
　いや、やっぱりもう少し燃やそうと考えて、繋いだままの手をポケットの中に突っ込んだ。<br />
　ユリウスは怪訝な顔をしながらも、反論せずに隣をついてくる。<br />
<br />
「おまえ、来年はその性格を直せ」<br />
<br />
「フン、おまえこそな」<br />
<br />
　その後も言葉では散々に喧嘩しながらも、片手だけは妙に温い、冬の夜をえらく遠回りして帰った。<br />
<br />
<br />
<br />
<hr /><br />
<br />
冬服の六年生男児組かわいすぎかよーーーー！？！！<br />
て爆発しながら３時間くらいで勢いのまま書きました。<br />
シオンの目線、ウィルじゃなくてユリ見てるんですよね。嘘だろ、なんで。<br />
ユリウス目線合わせたくないらしいんですよね。なんで、嘘だろ。<br />
<br />
あとは&hellip;&hellip;<br />
ユリウスが耳飾りしてるぅ～！！！って喜んでいたら<br />
過去にシオンもユリウスもピアスつけてる絵とかフォロワさんが教えてくれて&hellip;&hellip;<br />
何なら総合実習前の会合の時に１コマだけピアスつけてるシオンがいました。<br />
オシャレさんだなーーー！？！<br />
はわわ、16歳の男子の耳にピアス&hellip;&hellip;天才！！！<br />
<br />
あとはユリウスがズボン吊ってるとか<br />
イグノールのセーターもしかしてひらひらしてるとか<br />
細かいところまで描き込んであって延々とブツブツやってました。<br />
シオンお気に入りのブランドのイヤーマフも最高&hellip;&hellip;。<br />
もこもこフードも被ってほちい。<br />
ウィルのタートルネックのセーターもかわちい。<br />
<br />
はぁ、無限に愛でていられる。こわい。<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>まんが</category>
    <link>http://hinasan26.side-story.net/%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%8C/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%81%99%E3%82%8B%E5%86%AC%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%A6%E3%83%AA2024-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2-</link>
    <pubDate>Mon, 02 Dec 2024 12:48:56 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>ユリウスの死についての考察</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="color: #ff0000;"><strong>！ネタバレ注意！</strong></span><br />
杖と剣のウィストリア11巻のユリウスのアレについての勝手な考察です。<br />
<br />
個人的考察をしていたツイートを拾い上げて練り上げなおしたものを記載しています。<br />
腐要素はありませんが、書いている人の気持ち悪い執着がたまに混ざっているかもしれないので、そこは目を瞑って許してください。<br />
他、いきなり他の作品の重大なネタバレとかもぶっこんであるのでお気を付けください。<br />
ネタバレ配慮はゼロです。<br />
<br />
日本語がかなり下手で（文字書きなのに！？）まとめるのも不得意なので、わかりづらい点があったらごめんなさい！<br />
おかしい所は薄目で読んでいただけると助かります。<br />
<br />
そして推理モノの犯人あてで冤罪を出しまくったゴミカス探偵であった事も添えておきます。<br />
つまり、何一つ参考にならないので、情報力不足を前提にしてください（笑）<br />
ああ、こういう考察という名の妄想してるのねぇ、とゆる～く一読くだされば幸いです。<br />
<br />
<br />
<br />
<hr /><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<strong>【『死の偽装』はミステリーやサスペンスの王道パターン】</strong><br />
まず最初に、ミステリーの手法の一つとして、退場した人物が実は生きているというパターンがあります。<br />
かまいたちの夜なんかは有名で、死んだはずの人間が実は犯人で一人ずつ殺されていくというパターンでした。<br />
他の作品でもたまに見かけられるもので「死んだ」と思わせた味方が暗躍して、ピンチ時に戻って来るものもあります。<br />
王道展開だと私は思っているので、この線は捨てきれないぞ？と読んでいて思いました。<br />
<br />
『死の偽装』を行うと敵味方問わずノーマークになるので、どちらにも敵がいる可能性がある中では非常に有効な手段となりえます。<br />
行う場合の目的は、表舞台から退場することにより敵の追跡や注目から大きくハズレる事で調査をしやすくしたり、より自由に動けるようにしたり、潜伏する事も可能です。<br />
<br />
つまりユリウスは秘密裏に働かされている（笑）可能性があります。<br />
もしそうだったら可哀そ&hellip;&hellip;じゃない、大活躍ですねぇ！<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<strong>【特に何もしていなかった彼】</strong><br />
塔に上がったばかりの彼らの多くは、派閥内で何らかの特訓や修行をさせられていました。<br />
他の同僚は概ね何かしてるのに、その中で彼だけ何もしてませんでした。<br />
いやほんと&hellip;&hellip;彼だけどうして？　となるわけです。<br />
（コレットもだけど、彼女がスパイ班のリーダー役を兼ねていたようなので除外です）<br />
<br />
氷の派閥でも、ユリウスの友人であるルナイスとジョルアはサリサ副官にしごかれてるのに、ユリウスは軽装で部屋にいました。<br />
&hellip;&hellip;お前は一体何をしているんだ？<br />
ヘアピンつけてひらひらのブラウスを着ている君の手にある資料は何なんだ？<br />
<br />
これが死亡前の彼です。<br />
え、不可思議じゃない？<br />
<br />
ユリウスが天才（秀才）だからっていうのは、あるかもしれませんが<br />
ちょっと納得いかないくらい何もしてない気がします。<br />
しかも、どんな理由で修行から外されかの解説も一切ないのです。<br />
軽装でとても元気そうなので、エルファリアに特訓されてしごかれているわけでもなさそう。<br />
じゃぁ、彼は一体&hellip;&hellip;何をしていたんだ？という空白の謎ができます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<strong>【彼の背後と彼の特殊な魔法】</strong><br />
彼の入った派閥が氷（水）の派閥は、最強ヒロインであるエルファリアが既にバックにいます。<br />
ウィルに献身して、なんとか彼女の信頼を勝ち取ったユリウスは、ウィルを見ていたエリファリアからそれなりに認められていると考えられます。<br />
<br />
仮説を一つ立てるとしたら、既にユリウスはエルファリアと共に何らかの情報を掴み、初動していたという考え方です。<br />
<br />
彼の最大の能力と言えば白の芸術アルスワイスによる分身能力です。<br />
９巻では遠隔操作も行えるようになり、非常に強力な（同時に脆い）一面を見せてくれました。<br />
通常であれば破壊されると砕け散りますが、アルスワイスの特徴は何より「相手をほぼ騙しきれる精巧な見た目」であるということです。<br />
表面偽装でテクスチャがいじれるのであれば、より高度に発達させれば内面のテクスチャも偽装できるのではないかという憶測を立てられます。<br />
水や氷を偽装させられるなら、血や内蔵だって出力できるでしょう。<br />
<br />
二歳の時に編み出された大天才の魔法が、そのまま何もアップデートされずにあるわけがないでしょうし、その大天才の下にユリウスは付いたわけです。<br />
つまり『死の偽装』を可能にさせるポテンシャルがあったのではないでしょうか。<br />
<br />
それができるのは送り込まれたスパイの中ではユリウスのみです。<br />
なので、二人して裏の裏をかきにいっている可能性が微レ存あるのでは？と思ったわけです。<br />
逆を言えば『ユリウスでなければならなかった』とも言えます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<strong>【死亡のタイミングと後処理が不可解】</strong><br />
彼がエマの病気を指摘して、そこで返り討ちされたという点も怪しい気がしてきました。<br />
イメージの描写はありましたが、明確な二人のやり取りは一切描かれていません。<br />
<br />
もともとユリウスはかなり強い警戒心を持っている用心深い魔導士だとケリー先生にも褒められておりました。<br />
なので彼が「おかしい」と思って直接指摘するからには、元からかなり警戒しているはずなんですよね。<br />
それか既に気づいていて、故意的に接近したかです。<br />
<br />
あと死亡タイミングというか、場所もちょっとおかしくないですか？<br />
夜だとしても道のど真ん中だよ&hellip;&hellip;！？<br />
逆に「殺される場所」として選んだのでは&hellip;&hellip;なんて勘ぐってしまうものです。<br />
<br />
そしてユリウスの遺体回収シーン。<br />
出てきているのが氷の派閥トップレベルの副官サリサであるということ。<br />
敵味方ともに証拠隠滅を図るには最適というわけです。<br />
遺体の隠し方も「まずは周囲を覆って目隠しする」という違和感。<br />
元友達に詳しく調べさせなかったのもちょっと怪しい。<br />
本人確認をするには知人の判断が一番だと思うのですが、それを詳しくさせたくなかったようにも見受けられます。<br />
<br />
まぁ、敵を騙すにはまず味方からですからね。<br />
<br />
元々敵も味方も騙すつもりで動いていたとしたら<br />
唯一描かれた最期のセリフ「善人なんて柄じゃあなかったよアンナ」も理解できます。<br />
目的が『死の偽装』であれば、相手に「確実に死んだ」と思わせる必要が出てくるんですよね。<br />
見た目にはしっかり死なないといけない。確実に殺したと思わせないといけない。息が残ってたらダメなんです。<br />
<br />
当然あれがアルスワイスだとバレてもいけないので、回収されるまであの死亡偽装した分身を維持し続けてるツラいユリウスもいたのかな～<br />
とか考えるとちょっと楽しいです。<br />
いつも無理難題を押し付けられる役になっている。（かもしれない）<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<strong>【彼の死によって与えられる衝撃】</strong><br />
ここまで書いておいてなんですが、彼の死が偽装と決まったわけではありません。<br />
ここからは彼が実際死んでいた場合における界隈への影響について考えてみます。<br />
<br />
個人的に創作物内での完全死亡の確率があがる催しとして『葬式』を挙げます。<br />
遺体が高確率で身内に確認された上での「社会的に死を認める」という行事なので、これが起きると作中の死亡確定率が格段に上がるわけです。<br />
<br />
過去に葬式がされても実は本人が生きていた&hellip;&hellip;なんてケースの作品や事実、または遺体のすり替えるような作品もあったように思いますけど、それは例外中の例外。<br />
<br />
昔、シャーロットとかいうアニメがありまして、途中まではギャグアニメだったのですが、ある回でいきなり妹が死にます。<br />
いきなりそんな重い設定ぶつけてくるはずが&hellip;&hellip;いつものギャグでしょう。と思ってたら葬式シーンになって悟りました。これは死んでいる。<br />
そこで物語における葬式のパワーの強さを感じたというわけです。<br />
<br />
話を戻す。<br />
<br />
ユリウスの場合は家が大貴族のようなので、正式な葬儀をするとなるともれなく大規模になるでしょう。<br />
その時点で市井にも知れ渡り「今まずいことが塔で起きている」という事実が発覚するのではないでしょうか。<br />
子息のユリウスが塔に上がったばかりというのは有名な話になっているでしょうし。<br />
<br />
実際に本編では死亡後すぐに箝口令が敷かれているシーンがありました。<br />
これでユリウスの死が隠匿されている確率が一気に上がりました。<br />
また「氷の派閥のハイメイジが殺された」噂は広まっているけど「具体的に誰が殺されたか」は完全に情報が巷に出切っていない状況が垣間見えました。<br />
つまりユリウスの死を上部は伏せているんですね。<br />
情報による混乱や不安を煽るような事態を避けている可能性も一つありますが、実際にどこがその箝口令を敷くように命令をだしているのか気になりはします。<br />
<br />
なお遺体を持って帰ったのは氷の派閥です。<br />
隠匿の判断をしたのがどの組織かによっても話が変わると思いました。<br />
<br />
つまり、葬式ないならワンチャンあるのでは～？　&hellip;&hellip;どやぁ？<br />
という期待心です。<br />
<br />
次回（これを書いていたのが2024年の11月半ば）でユリウスの葬式とか始まったら私は諦めることにします（笑）<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<strong>【コラムで仄めかされていた内容】</strong><br />
11巻末のコラムではユリウスの死についてどう受け止めるか、エリザ先生の言葉でほんのりと仄めかされていました。<br />
う～ん、やっぱり大丈夫なのでは&hellip;&hellip;？<br />
<br />
『ヴァレンティーヌの恋物語集』も『偽名アリュードの章』もさっぱりわからぬ（サラッと調べたらモンテ・クリスト伯関連か？みたいな感じはしたけれど）<br />
ので探っていたら、ダンまちでそういう偽名を使っている話があるそうで<br />
詳しい方がXに考察を書いておられました。ありがたい。<br />
<br />
引用の掲載許可を得たので追記します。<br />
<br />
<br />
<strong>ツイート引用</strong><br />
<a href="https://x.com/3supIaWckJUXPZf/status/1858092718083457434" title="" target="_blank">https://x.com/3supIaWckJUXPZf/status/1858092718083457434</a><br />
<br />
<a href="https://x.com/3supIaWckJUXPZf/status/1858094266943426799" title="" target="_blank">https://x.com/3supIaWckJUXPZf/status/1858094266943426799</a><br />
<br />
<a href="https://x.com/3supIaWckJUXPZf/status/1858095402366693443" title="" target="_blank">https://x.com/3supIaWckJUXPZf/status/1858095402366693443</a><br />
<br />
<br />
<strong>念の為に画像での引用</strong><br />
<img src="//hinasan26.side-story.net/File/20241122-2.JPG" alt="" /> <img src="//hinasan26.side-story.net/File/20241122-3.JPG" alt="" /> <br />
<br />
<br />
<br />
フッ、私が語らなくても全てがここにある。<br />
<br />
あとダンまち沼の方とお喋りしてた時に、あのコラムがあるのでたぶんユリウスは死んでないですよ～！<br />
と秒でぶった切っていただきましたので、おそらくこの解釈で合ってるんだと思います。<br />
（なお、もしウィストリア文字が解読できる方は よしの様（@3supIaWckJUXPZf）までお願いします）<br />
<br />
ダンまち勢、強いな&hellip;&hellip;。<br />
あとエリザ先生優しいというか、そっち方面で繋がってる計画か何かなんだろうか。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<strong>【死という概念についての個人見解】</strong><br />
私は戦記モノとかハイファンタジーが好きなオタクなので<br />
推しが死んでも「まぁ、戦ってるならそういう結末もあるわな」で割り切れるタイプです。<br />
<br />
相手を殺すつもりで戦ってるのに、味方は死なないとかおかしいじゃないですか。<br />
命をかけて戦う以上、死は理不尽に双方に訪れるはずだし<br />
それが戦いを題材に描く上での基本だと思っているので&hellip;&hellip;<br />
推しが死ぬのは勿論悲しいけど、それよりも<br />
「物語全体を見た時の整合性」の方が私にとって大事なので、致し方ないなー<br />
<br />
&hellip;&hellip;とは思ったけど、死に対する考察とかはするので<br />
それをするにあたって、なぁんにも情報がないぞー！？<br />
と、今回の考察に至っていました。<br />
<br />
「味方だけが勝ち続けるストーリー」もあるだろうし、それを否定するわけではないけど。<br />
そういうのはどちらかと言えばゲームの範疇なんじゃないかな。<br />
まぁ、推しが命をかけて戦うなら、殺される覚悟も常に持っておいたほうがいいよね。<br />
という解釈を私はしている。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<strong>【結論と余談】</strong><br />
コラムの件の考察もありますが<br />
青井聖先生のアカウントのコマのチラ見せでユリウスがいたので（笑）<br />
ユリウス、どこかでがんばってるんじゃないかな～と楽観視することしました。<br />
<br />
Attendre et esp&eacute;rer <br />
待て、しかして希望せよ<br />
<br />
かっこいいですね。期待してるよユリウス。<br />
<br />
<br />
ここから余談なんですが、ルナイスとジョルアの回想シーンのユリウスが<br />
前の開いてるひらひらの私服にヘアピンで髪あげててウインクして笑っていて<br />
とても可愛いので覚えてない人はもう一回見てあげてください。<br />
あんな顔できるんだ&hellip;&hellip;<br />
しかもジーナの店に完全に溶け込んでますよ。<br />
君のそういう人としてチョロい（優しい）ところが大好きだよユリウス。<br />
<br />
そんなわけで私は「残って訓練でしごかれていた方がまだマシだった！！！」みたいな環境に置かれていることを望んでおります。<br />
<br />
<br />
以上、ゴミカス探偵能力ゼロオタクの呟きまとめ（ほぼ他力本願）終わりです。<br />
ここまで読んでくださってありがとうございました！<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>まんが</category>
    <link>http://hinasan26.side-story.net/%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%8C/%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%AD%BB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%AE%E8%80%83%E5%AF%9F</link>
    <pubDate>Thu, 21 Nov 2024 10:22:10 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>会いたくてもう何も見えない（リンバス　W社ムルホン）</title>
    <description>
    <![CDATA[W社でムルソーを待ち続けるホンルくんの絶望を妄想しながら書いた文。<br />
なんと！これを作った後に原文を消し飛ばしたらしい&hellip;&hellip;。<br />
W社ってあたりで不穏さMAX、当然のように<span style="color: #ff0000;">自害します注意！</span><br />
<br />
<br />
これ確か誤字みつけたんですよね&hellip;&hellip;やだなぁ<br />
でも書き起こすのも面倒だし致し方ない。<br />
ついったくんに貼り付けたのをそのまま貼り付けます。<br />
恨むなら過去の私を恨むんだな。<br />
<br />
<br />
<img src="//hinasan26.side-story.net/File/f705f105.jpeg" alt="" />]]>
    </description>
    <category>ゲーム</category>
    <link>http://hinasan26.side-story.net/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/%E4%BC%9A%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%A6%E3%82%82%E3%81%86%E4%BD%95%E3%82%82%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%B9%E3%80%80w%E7%A4%BE%E3%83%A0%E3%83%AB%E3%83%9B%E3%83%B3%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Wed, 02 Oct 2024 09:05:54 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hinasan26.side-story.net://entry/52</guid>
  </item>
    <item>
    <title>傍にいるのにわからない事ばかりで（封神演義　申公豹✕老子）</title>
    <description>
    <![CDATA[申老の短いお話<br />
<br />
<br />
<hr /><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
「こうやって顔を近づけたら、ほら&hellip;&hellip;ドキドキとかしませんか？」<br />
<br />
　逃げられないように壁に手をついて、息がかかるほど近くまで、ずい、と顔を近づける。そのまま薄い心の臓の部分に触れると、仄かに人のぬくもりを感じた。<br />
　だが、老子はいつもの表情でしれっと答えた。<br />
<br />
「いいや、まったく」<br />
<br />
「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
　確かに心拍数が上がったようには感じない。<br />
　予想通りなのだが、思わず申公豹は真顔になった。齢五千を過ぎる真仙に何を求めているのだ、自分は。人間界の生娘でもあるまいし、今更すぎるにも程がある。<br />
　きっと、長い時を生き、女?の夢を見続けて来た彼には、こういう経験は既に好奇心から外れた遠くの感覚であるのだろう。<br />
<br />
「君はするの？」<br />
<br />
「そうですね。私はいつでも、貴方に触れたいとは思っていますよ」<br />
<br />
　そのまま胸を撫でていた腕を這わせて、そっと頬を撫でる。滑やかな肌と煌めく翡翠のような髪の間に手を差し込むと、少しだけくすぐったそうに老子が目を細める。<br />
<br />
「そう。私は引きもしないし、押しもしないよ」<br />
<br />
「知っています」<br />
<br />
「君の好きにすればいい」<br />
<br />
　ただこの関係を壊したくない。それだけで触れられずにいるのは事実だ。身体を繋げなくとも、今の老子は会いたい時に会いに来れる。それだけで今は満足であるし、充分幸せだとも思う。<br />
　愛や恋に、必ず身体を繋げるという行為が必要なわけではないだろう。でなければ、老い枯れた老夫婦が添い遂げる意味などない。<br />
　双方が行為を求めているのであれば申公豹は手を既に出していただろう。だが、老子自体が受動的すぎて、本当に触れていいのか迷ってしまう。申公豹は、老子を『自分の為』に抱きたくはなかった。「好きにすればいい」というのは合意に見えてそれとは違う。それを明確に理解しているからこそ、悩むのだ。<br />
　申公豹から見て、老子は大変に美しい生命体だと思っているが、おおよそ性的なものは感じなかった。いや、自分はそのような目で見ることができるが、神性はあっても彼を組み敷こう等と考える輩はいないだろう。<br />
<br />
「老子は性行為はご存知なんですか」<br />
<br />
　ふと話題を変える。『そういう話』があれば、老子も人の子であったと考えを払拭できるかもしれないと考えたからだ。<br />
<br />
「もちろん知っているとも」<br />
<br />
　それはそうだろう。長い生の中で、女媧の夢の中で、きっと様々なものを見てきたはずだ。色濃い男女の褥もあれば、略奪され嬲られ殺され無理矢理手篭めにされる女性や子供、他にも男性同士の交わりも見てきた事だろう。<br />
　と、思考を巡らせていたら思わぬ一言が飛んできた。<br />
<br />
「私自身はやったことはないけれどね」<br />
<br />
「は？」<br />
<br />
　おかげで思考が全て飛んだ。そんなまさかだ。五千を超える師が、例え仙人であっても経験がないなど、あるはずがないと思っていた。<br />
<br />
「気配が驚きすぎだよ。そんなに不思議かい？　私は仙人としての修行を終えた後、早々に女媧の夢に入ってしまったからね。夢の中で様々なものを見てきたけれど、見たと言うだけで実体験という形ではしていない。元々、そういう欲は薄かったんだろうし、この歳で今更とも思うしね」<br />
<br />
「&hellip;&hellip;つまり、処女だと」<br />
<br />
「私は女性ではないから、その言い方は正しくないけれど。しいて言えば、誰かを抱いたことも抱かれたこともないよ」<br />
<br />
「&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;」<br />
<br />
「君のそんな驚いた顔を見るのは初めてだ」<br />
<br />
「私、真顔だったつもりなんですが」<br />
<br />
「元々、仙人の交配率は著しく低い。それは始祖の人々が、子をなす事で始祖の血を濃くし、能力を高める事を嫌ったためでもある。つまり仙人に交わりは不必要であり、私も行う事はなかった。ただそれだけのことだよ」<br />
<br />
　確かに、申公豹とて長らく性欲とは無縁だった。それよりも知識欲や好奇心の方が強かったし、長く生きていると益々性欲とはかけ離れていった。だが、気まぐれで娘も抱いたし、男を相手にした経験くらいはある。さして数は多くないが、ゼロではなかった。<br />
<br />
「そうですか&hellip;&hellip;」<br />
<br />
「何か問題でも？」<br />
<br />
「いえ&hellip;&hellip;いや&hellip;&hellip;その&hellip;&hellip;少し考えさせてください」<br />
<br />
「何を」<br />
<br />
　ダメだ。やはり勢いではダメだ。老子を少しでも傷つけて、その後に拒まれるのが怖かった。もう一度触れたい、交わりたい、そう思わせられる程の初夜でなければ。<br />
　まだ彼は諦めてはいない。だが、いずれ訪れる甘い夜は、まだまだ先のことだと認めざるをえなかった。<br />
<br />
「もう少し、時間を設けましょう。でも、きっといつか&hellip;&hellip;」<br />
<br />
「君も難儀だね」<br />
<br />
　その日の師との会話はそこで終わった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<hr /><br />
<br />
まさかの老子が処女！の発言に申公豹が慌てるだけの話を書きたかったようだ。<br />
ますます老子の神性度があがって手が遠のくというワケ。<br />
かわいそうだね。<br />
<br />
私は楽しかったです。<br />
老子が最高峰の神仙であるがゆえに、人であるけど人を超越してしまったがゆえに申老は難しいのだ。<br />
&hellip;&hellip;というところが面白いと思ってるので、まぁいいんですこれで。<br />
<br />
<br />
今後も増えなさそうなので他人のかく話にありつけないのが致命的です。<br />
<br />
うぐっ&hellip;&hellip;]]>
    </description>
    <category>まんが</category>
    <link>http://hinasan26.side-story.net/%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%8C/%E5%82%8D%E3%81%AB%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AB%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E4%BA%8B%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%A7%EF%BC%88%E7%94%B3%E5%85%AC%E8%B1%B9%E2%9C%95%E8%80%81%E5%AD%90%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Wed, 19 Jun 2024 15:43:39 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>アドレットのアトリエ～星導協会の錬金術師～（六花　ハンアド）</title>
    <description>
    <![CDATA[仮タイトルに「EDパロ」と書いてあった<br />
大昔の半端ハンアド小話のかきかけ<br />
<br />
<br />
<br />
<hr /><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
　ここは星導協会の領地の小さな田舎村。その端にある一軒家には一人の錬金術師が住んでいた。<br />
　彼の名前はアドレット・マイア。知る者など殆どいない、かつての勇者の七人目。そんな彼は今、細々と薬や小物を作って暮らす毎日だ。<br />
　少し軋む扉を開けると、今日もそこには晴れやかな青空があった。朝露の香りのする冷えた風が、爽やかに頬を撫でる。アドレットは扉にカギがかけたのを確認すると、颯爽と出掛けた。<br />
<br />
　いつもの一日の始まりだった。一昨日焼いた固いパンをかじりながらアドレットは街を出る。<br />
　なんだかんだで薬の需要は高い。本当はただ勇者になりたいがために学んだ知識だが、おかげで日々の生活には困ることがないのはありがたかった。今日の予定もギッシリだ。<br />
<br />
「にゃー」<br />
<br />
　家の前の木の上から、昨日と同じ猫の声がする。猫と言ってもあまりに人間くさくて、思わず笑ってしまうくらいだ。<br />
<br />
「今日もぜんぜん似てないな。おはようハンス、ほらよ！」<br />
<br />
　木の上にいるハンスに昨日焼いた少しだけ固いパンを放り投げて寄越す。彼はにやりと笑ったままパンを受け取る。これはハンスがこの村に滞在している時はすっかりお馴染みの行動になってしまっていた。<br />
　しかしハンスはああやって餌付けしておくと、危険なところに素材を取りに行く際には稀に力を貸してくれるのだ。<br />
<br />
「明日からちょっと北へ行ってくるだ」<br />
<br />
「お、依頼か？」<br />
<br />
「さあてにゃあ」<br />
<br />
　暗殺依頼を気まぐれでいつも引き受けているハンスは、たまにいなくなったりする。本当にふらりと旅に出ていることもあるが、ある時「猫って気まぐれだけど住むところは一定じゃないか？」と言ったら、意外と村に留まるようになってくれた。<br />
<br />
「そうだ、ハンス。新作の兵糧粒があるんだ。試しに持っていけよ」<br />
<br />
「んげっ！？」<br />
<br />
　アドレットは背負い袋を素早く下ろして、中から小さな亜麻袋を取り出すと、そちらもハンスに投げて寄越す。<br />
<br />
「そんな顔すんなよ。代金とってないだろ」<br />
<br />
　渋々受け取って中身を見たハンスの顔は、見る見るうちに曇っていく。<br />
<br />
「こんなので金なんて取ろうものなら、殺されるだよアドレット」<br />
<br />
「まあ見てな、完成したら強壮剤としてバカ売れ間違いなしさ！　&hellip;&hellip;まあ、まだ試作段階だ。使ったら感想聞かせてくれよ！」<br />
<br />
「死ぬほど不味い」<br />
<br />
「食べてから言ってくれ。あと味の感想はどうでもいいから、どういう感じに効いたかをだな&hellip;&hellip;」<br />
<br />
「おらは三食ちゃんとしたものを食べるから不要だと思うだにゃあ」<br />
<br />
「へえ。ここに居ても腹が空くまで何も食べない面倒くさがりのお前がか？」<br />
<br />
「旅は腹が空くものだべ」<br />
<br />
「じゃあ問題なしだな。味はともかく体に良いものしか入れてないんだ。安心しろよ」<br />
<br />
　アドレットに悪意はない。が、体にいいからと言って全て美味しいものなわけがないのだ。案の定、口に入れたくない薬臭さが袋からは漂っている。<br />
<br />
「あとお前に限って大丈夫だろうけど、ヘマはするなよ」<br />
<br />
「誰に言ってるのかにゃあ、アドレット君は」<br />
<br />
「そりゃあ俺より腕が確かなことくらいはわかってるさ。だがなハンス、お前が失敗する時は大概遊んでる時だ。気がついてるか？」<br />
<br />
　言い聞かせるようにアドレットが指を振る。<br />
<br />
「だにゃあ。けど遊び心は猫の本質、しょうがないものなんだべ」<br />
<br />
「俺はどうでもいいけど、尻尾に火がついても知らないからな」<br />
<br />
「そりゃあ困るだよ」<br />
<br />
「本気でやればそんな事態にはならないはずだろ、お前なら」<br />
<br />
「それも楽しむのがオトナ、ってやつだべよアドレット。にゃひひ」<br />
<br />
「はいはい。とにかく、ヤバくなったらすぐ逃げてこいよ」<br />
<br />
　じゃあな！と手を振るとアドレットは隣町へと駆けていく。そんなアドレットの背中を見ながら、投げ渡されたパンを一口噛じる。<br />
　ハンスは知っている。このパンが焼き立ててあることを。<br />
　ハンスは知っている。彼が日の経ったカチカチのパンを食べていることを。<br />
　ハンスは知っている。彼の知識や技術で作られた薬は安値で売っていいようなものではないことを。<br />
　ハンスは知っている。彼は毒を作るほうが上手いということも。<br />
　ハンスは知っている。こんな田舎の隅のあばら家じゃなくて、ちゃんとした家に住んでもいい事も。<br />
　ハンスは知っている。彼が聖堂協会に見張られていることも。<br />
　それでも今は彼は幸せそうで、あの日、あの時、魔哭領で見た傷だらけで絶望していた彼を思えば、自然と口元が緩んでしまう。なんだかんだ言って、あの男の事を気に入っているのだ。<br />
<br />
「仕事が終わったら、また手伝ってやるかにゃぁ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<hr /><br />
突然に始まる六花の勇者ED妄想のハンアドを発掘したので持ってきました。<br />
今でも六花の勇者が刊行されていないことが地味にショックなんですが&hellip;&hellip;<br />
死ぬまでにミリくらいは動いてくれないかなって思ってます。<br />
<br />
<br />
アドレットくんの錬金術師はとてもハピハピED路線なので、このままわりと平和に暮らす（アトリエシリーズみたいなどたばたはしてほしいな）設定ですが<br />
他にもアドくんが失明して片足失って帰って来るみたいな妄想もあったりしました。<br />
そもそも生きて帰れるのかな彼&hellip;&hellip;<br />
流石に命を落とすのは&hellip;&hellip;現状かわいそすぎるので&hellip;&hellip;<br />
<br />
ハンスさんやっぱり幸せにしてあげてください。<br />
（双方がそんな幸せを本当に求めてるかはしらん）<br />
<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>小説</category>
    <link>http://hinasan26.side-story.net/%E5%B0%8F%E8%AA%AC/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A8%EF%BD%9E%E6%98%9F%E5%B0%8E%E5%8D%94%E4%BC%9A%E3%81%AE%E9%8C%AC%E9%87%91%E8%A1%93%E5%B8%AB%EF%BD%9E%EF%BC%88%E5%85%AD%E8%8A%B1%E3%80%80%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%89%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Tue, 18 Jun 2024 16:14:00 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hinasan26.side-story.net://entry/49</guid>
  </item>
    <item>
    <title>ソワイエ・ウルー・マンソンジュ（ぷよぷよ　シェゾ✕レムレス）</title>
    <description>
    <![CDATA[唐突に始まり唐突に終わるシェレム。捏造しかない。<br />
<br />
<br />
<strong>適当なあらすじ</strong><br />
光が氾濫を起こした第一世界で、シェゾは深い傷を負ってしまった。<br />
レムレスは何とか助けようとするが、光に包まれた世界では傷を癒す力がとても弱まっていて――<br />
<br />
<br />
<br /><br /><a href="http://hinasan26.side-story.net/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/%E3%82%BD%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%EF%BC%88%E3%81%B7%E3%82%88%E3%81%B7%E3%82%88%E3%80%80%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%BE%E2%9C%95%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%83%AC%E3%82%B9%EF%BC%89" target="_blank">つづきはこちら</a>]]>
    </description>
    <category>ゲーム</category>
    <link>http://hinasan26.side-story.net/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/%E3%82%BD%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%EF%BC%88%E3%81%B7%E3%82%88%E3%81%B7%E3%82%88%E3%80%80%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%BE%E2%9C%95%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%83%AC%E3%82%B9%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Fri, 07 Jun 2024 15:52:46 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hinasan26.side-story.net://entry/47</guid>
  </item>
    <item>
    <title>赤い視線と時計の君(リンバス　ヴェルギダンテ)</title>
    <description>
    <![CDATA[<div></div><div>・ダンテの肌が黒いのいいよね！っていう妄想</div><div>・くっついてない</div><div>・わりと初期の頃</div>・ヴェルギダンテ<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<div></div><div>　コンコンとノックの音が耳に届く。荒さや苛立ちは感じられなかったが、控えめというよりかは確実に人を呼び出している強かさを感じる音だ。最近はノック一つでどのあたりの囚人が来たのか分かるようになってきた。返事をしながら席を立つと、扉を開けにいく。</div><div>　こんな夜更けに誰だろう。囚人たちも流石に寝静まるであろう時間帯だ。何かあっても訪れるにはいささか遅い気もする。よっぽどの事態も考えて起きている間は出るようにしているが、もうシャワーも浴びてしまってバスローブ姿だった。それが少し気がかりなのだ。</div><div>　流石に頭が義体に見えていても、体は普通&hellip;&hellip;なら良かったのだが、汚れを落とそうと初めてシャワーに入ろうとしてそれなりに驚いたのを覚えている。己の肌は、黒かった。</div><div>　肌が黒いというよりかは、それは肌ではないのかもしれないという方が正しい。肌が黒い人種になったのではなくて、のっぺりとした不思議な材質の見た目をしている。例えるならシリコンが近いのだろうか。光を吸い込みはするものの、漆黒ではなく柔らかく光を弾いている。さらっとした手触りで無機質に感じるが、温かいし感覚はしっかりある。引っ掻いたり抓ったりすると痛いので、やはり傷をつければ血もでるのだろう。</div><div>　頭が義体になったときに、体もおそらくすべて入れ替わっていたのだろう。何故なら、この体を見て「異様である」という認識をしたからだ。</div><div>　もちろん、どうしようもないのでそのままであるが、やはり人にはあまり見られたくはない。前の記憶を有していた時もそう考えたのか、体の殆どはシャツとコートと手袋で覆われているから、そのままずっと着用している。見える人には見えているだろうし、特に何も言われた事はないが、流石に肌を晒していると気になりはする。今後は何かあってもすぐ動けるようにシャツで寝る方が良いのかもしれない。</div><div>　そんな事を考えながらドアノブを開けると、そこにはあまり想定していなかった人物がいた。</div><div></div><div>「&lt;ヴェルギリウス&hellip;&hellip;？&gt;」</div><div></div><div>　思わずコチ、と首を傾げてしまった。てっきり囚人の誰かかと思っていたのだ。</div><div></div><div>「夜分に申し訳ないが、確認しておきたいことがあります。なに、提出の締め切りが明日午前になっていましてね。一つ二つ、話をお聞きしても？」</div><div></div><div>　仕事の話らしい。ならばしょうがないと、とりあえず動作で中に招き入れる。囚人のとった行動に関わる話のようなので、廊下に誰もいないとしても立ち話は無作法というものだろう。いや、そもそも話しても言葉が届かないのだから、他の手段を取るしかないのだけれど。</div><div></div><div>「しかし、いささか不用心が過ぎるのではないですか。ダンテ」</div><div></div><div>「&lt;そんな事を言われても、こんな時間に人が来る事なんて殆ど無いからなぁ&gt;」</div><div></div><div>　届かない答えを返しながら、サイドテーブルに置いてある端末に手を伸ばす。そういえば充電中なのだった、ケーブルを抜かなければ。と背を向けていたら、首筋にぞわりと悪寒が走った。</div><div></div><div>「&lt;っ！？！&gt;」</div><div></div><div>　ガチッと乾いた音を立てて身がすくむ。直ぐに首に触れていったものが何かは理解した。ヴェルギリウスの指だ。</div><div></div><div>「ほら、今のであなたの首と胴体は離れ離れになっていたかもしれません」</div><div></div><div>　端末のケーブルを外して向き直ると、そこには意地の悪そうな笑みを浮かべた男がいた。</div><div></div><div>「&lt;冗談はやめてくれ！&gt;」</div><div></div><div>　ポーッと熱の上がった何かを吐き出しながら怒る。だが、それでは伝わらない事は知っているので、端末を起動させると急いで文字を入力した。</div><div></div><div>『ここに私を害する人が入ってこられるの？』</div><div></div><div>　その文字を見ると、ふむとヴェルギリウスが真顔に戻る。</div><div></div><div>「無理でしょうね。殺めようという意味でしたなら」</div><div></div><div>『あなたが私に危害を加えるとは思っていないよ』</div><div></div><div>「そうですか。随分と気を許されたものですね」</div><div></div><div>　ぎらりとヴェルギリウスの瞳が赤く輝いた気がして、また背筋がぞくりと跳ねる。何かまずい事を言ったのだろうか。だが、何か言われる前に素早く端末に文を入力して、彼に見せた。</div><div></div><div>『用事を終わらせよう』</div><div></div><div></div><div></div><div>　用事の内容は、グレゴールの精神状態や最近の素行についての見解だ。</div><div>　枝を上手く回収できなくてそれなりに空気は荒れたが、はじめて中心となったグレゴールはかなり落ち着きを取り戻していた。</div><div>　あれだけの事があって少し驚きもしたが、そもそも彼の性格は皮肉めいてはいるが穏やかな方なのだろう。内情はかなり細かく報告したが、最近の彼については確かに触れていなかった。ヴェルギリウスの方が見えているのではないかとも思うが、自分の意見が必要であるらしく、その入力をやらされた。残業がすぎるが、隣で腕を組んだヴェルギリウスに見下されているので致し方なく、すぐに終わらせることにしたのだ。</div><div></div><div>「&lt;終わったよ&gt;」</div><div></div><div>　これくらいなら端末に打たなくとも雰囲気で察せるくらいには、ヴェルギリウスは目も勘もいいし悟る力が強い。</div><div></div><div>「ご苦労さまでした」</div><div></div><div>　後ろから端末に入力していたのを直接見ていたのだろう。仕事終わりを見定めたヴェルギリウスがようやく動く。後ろで見られている中、書き込むというのは神経を使うしやりにくいので、今後はできるだけ先に言っておいてほしい。前もってやるから。</div><div></div><div>「時に、ダンテ」</div><div></div><div>「&lt;ん？&gt;」</div><div></div><div>　まだ何かあるのかと振り向くと、首元に手が寄ってくる。あまりにも突然で、見えているのに逃げようがなかった。首に固くてごつごつした手が触れて、ぞわりと撫でる。</div><div></div><div>「&lt;うわーー！！！！！　&hellip;&hellip;何！？！！&gt;」</div><div></div><div>　思わず悲鳴をあげてしまったのだが、忙しなく針が回る機械音だとか、ガチャガチャ拗れるような音が中から飛び出してくるだけで、やはり声は届いていない。まぁ、これで心境は理解してもらえるとありがたのだけれど。でも手は離れてくれなくて、更に下へと伸びていく。そのまま鎖骨に手のひらを這わされて、更に下へ&hellip;&hellip;いやいや、ちょっと待ってそれはダメ。慌てて押し返そうとするも、逆に距離を詰められていて、逆の手で腰をすくわれている。その力強さに、軽く足が浮きそうになった。</div><div>　ぎらぎらと赤く光る目が近づく。</div><div></div><div>「これで、殺めずとも危険に陥る事はあると、理解できますか？」</div><div></div><div>「&lt;わーっわーーっ！！！　ごめんなさい！　ごめんなさい！！！&gt;」</div><div></div><div>　悲鳴や喚きはボンボンという音に置き換えられ、虚しく自分の声が部屋に木霊する。</div><div>　流石にそれで理解した。ああ、そういうこと。こんな体に興味を抱く人とかいるの！？と思っていたが、実際に恐怖を突きつけられているのだから理解もできてしまうというものだ。</div><div></div><div>「肌であって肌ではなさそうな、不思議な手触りだな」</div><div></div><div>　人の悲鳴も聞かずに、ヴェルギリウスは同じ調子で肌を撫で回している。幸いにして肩口と鎖骨までしか被害に遭っていないが、十分に甚大な精神ダメージとなっている。</div><div></div><div>「まぁ、そういう事ですよ。今後は気をつけてくださいね」</div><div></div><div>　ようやく体を開放したヴェルギリウスは、ヨレヨレになっている姿を見て気を良くしたらしく、何事もなかったかのように離れていった。目が嗤っているあたり、性格は本当に悪いと思う。</div><div></div><div>「それでは、おやすみなさい、ダンテ」</div><div></div><div>　ひらり、と彼は手を振ると、そのままドアを開けて部屋を出ていった。残されたのは腰を抜かして、一人座り込む時計がひとり。</div><div></div><div>「&lt;な、なんだったの&hellip;&hellip;今の&gt;」</div><div></div><div>　思わず独り言が漏れる。いや、ヴェルギリウスの言いたいことは身を持って理解した。そもそも緊急時に人に会いづらいとか、出ていけない服装はやめようとは思う。</div><div>　しかし、そこでふと気がついた。</div><div></div><div>「&lt;え？　ヴェルギリウスが私を心配する必要&hellip;&hellip;なくない？&gt;」</div><div></div><div>　死なないのであれば、特に関係ないのではないかと思うのだが、その心はヴェルギリウスにしかわからないものだ。ヴェルギリウスが私を見て、少しでもその気になったのなら話は別だが。</div><div>　いや、いや、そんなことがまさかあるはずがない。あるはずがないのだ。</div><div><br />
<br />
<hr /><br />
どこかで見かけた肌が黒いダンテに激萌えしてしまって<br />
ずっと引きずって生きていた頃に書いたヴェルギダンテ。<br />
それ以上でも以下でもなさすぎるけど<br />
う～ん、肌の黒かったらいいな&hellip;&hellip;<br />
ヴェルギリウスってダンテの事すきだよね。<br />
いつかガーネット案件にならんかなって思って見てます。<br />
<br />
ふふ。</div>]]>
    </description>
    <category>ゲーム</category>
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    <pubDate>Fri, 03 May 2024 08:50:40 GMT</pubDate>
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    <title>きみへの花冠(FGO　アステセ)</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<br />
<br />
<br />
　カルデアに来てから、日々が慌ただしく過ぎていく。今日も種火を集めるらしく、テセウスも腕を引かれて見学に行った。<br />
　場に慣れたサーヴァント達がすぐに敵を蹴散らしてしまうので、後衛に控えていたテセウスはマスターを守っているくらいしかやることがないのだが、サーヴァント達の戦闘を見ているだけでためになるし、何となくそれでもマスターとより繋がれる気がして嬉しかった。こんな日々も悪くはない。<br />
　今日の種火はテセウスのものらしい。流石に何も貢献できていないので申し訳ないと断ったが、みんなこうしているのだと、これでテセウスが強くなって、また新しく入るサーヴァントの為に力を貸してほしいと諭されて仕方なく受け取った。<br />
　そうして、最終再臨の時が来たのだ。再臨すると大きく形や大きさが変わることもあるらしく、専用の部屋はかなり広い。そんな中で渡されたのは金色の模型と、銀色の冠、そして虹色に光る玉糸だ。<br />
<br />
「少し緊張するね。僕の人生は後になればなるほど輝かしくなかったから、かっこ悪くなったりしないかな」<br />
<br />
「あはは、ここまで辿り着いたみんな、必ずかっこよくなるから大丈夫だよ。きっと素敵になる」<br />
<br />
「そうだと良いんだけど」<br />
<br />
　じゃあやるね、とマスターが告げて手をかざすと、力が溢れ、全身にみなぎってくる。素材が光り、形を替え、玉糸は赤みを帯びて左手に。銀の冠は糸になり、編み込まれて外套に姿を替えていく。そしていっとう輝きを放つ、腕のガントレットには&hellip;&hellip;。<br />
<br />
「わあ、大変なものが出てきてしまった。悪いけど、これは使えないな。本人の了承を得ないと、僕が使うにはあまりにも&hellip;&hellip;」<br />
<br />
　大きな二つの角を模した飾りが腕に輝いている。それは誰が見ても明らかに&hellip;&hellip;そう、借り物だ。<br />
　そこで機をはかったかのように、扉が開いた。脳裏に描いていた人物が飛び出してきて息が止まる。<br />
<br />
「てせうす～！！！」<br />
<br />
「アステリオス、どうしてここに？」<br />
<br />
「さいごのさいりんするってきいた、おめでとう！　これ」<br />
<br />
　巨体のわりにアステリオスは俊敏だ。たちまちに側に来て、ずいと何かを両手で突き出す。それは優しい色合いの花で作られた冠だった。<br />
　アステリオスに花、一見まったく相容れなさそうなのに、どうしてかそれらしくて、花畑にでもいたのかとテセウスは顔を綻ばせる。<br />
<br />
「うん？　綺麗な花冠だね、エウリュアレ様にかな」<br />
<br />
「ううん、てせうすに&hellip;&hellip;はい！！！」<br />
<br />
　アステリオスは迷うことなく、テセウスの頭にぽん、と花冠が被せる。<br />
<br />
「ええ&hellip;&hellip;？　ぼ、僕に？　流石に僕みたいな厳つい男には似合わないんじゃないかな？」<br />
<br />
「そんなことないよ、とても似合ってる」<br />
<br />
　隣のマスターが笑顔でそう答えてくれる。筋肉に花、やはり&hellip;&hellip;似合うのはアステリオスみたいな無邪気でかわいい人だと思う。<br />
<br />
「ぼく、あまりうまくないけど&hellip;&hellip;いっぱいならって、れんしゅう、した」<br />
<br />
「そう、なんだ」<br />
<br />
「きみに、あげたくて」<br />
<br />
　そう言われて胸の音が跳ねる。恥ずかしいやら、嬉しいやらで、思わず横を向いてはにかむ。<br />
<br />
「うーん。これは、ちょっと照れるな。でもせっかくだから貰っておこうか。ありがとう、アステリオス」<br />
<br />
「かれたら&hellip;&hellip;またいつでも、つくってあげる」<br />
<br />
　自分の作った花冠がテセウスを飾っている事に満足したらしい。アステリオスはご機嫌そうににこにこしている。<br />
<br />
「そうだ、アステリオス。このガントレットについてしまった飾りなのだけれど」<br />
<br />
「うん？　&hellip;&hellip;あ、ぼくの！！！」<br />
<br />
「ごめん、ごめんね。気づいたら付いてしまっていて。僕が使っていいものじゃないし、すぐに元に戻そうと思っている」<br />
<br />
「なんで？　おそろいなのに」<br />
<br />
　心底不思議そうな顔をするアステリオスに困惑する。<br />
<br />
「君は嫌ではないのかな？」<br />
<br />
「このうでのやつ&hellip;&hellip;てせうす、まもるもの、だよね」<br />
<br />
「そうだよ。このガントレットは、攻撃を受ける時に身を守るためのものだね」<br />
<br />
　だから尚更だ。大切にしたい相手の、否定したかった怪物の部分を借りるなんて、あまりにも身勝手で相応しくなさすぎる。無意識に近づきたい心理でも出てしまったのだろうか。そんな感情で傷つけていいわけがないのだ。<br />
<br />
「じゃぁ、ぼく、それがいい！」<br />
<br />
「え、でも」<br />
<br />
「ぼく、てせうすまもる、たてになれたら&hellip;&hellip;いっぱいうれしい！」<br />
<br />
　にこりと笑みを向けられて、テセウスが反応に困る。なんて輝かしいんだろうか。アステリオスが怪物だなんて、本当に、絶対に、嘘だ。<br />
<br />
「わかった。なら貸してもらう事にするよ」<br />
<br />
「うん、そうして！」<br />
<br />
　花の冠に、腕の角に、満たされてしまう心に、なんでもかんでも、ここに来てからアステリオスに貰ってばかりだ。本当は与えたいのに、あれだけしぶとく生きておきながら何も持ち合わせていないなんて。せめて、いつかアステリオスが喜ぶようなものを返せたら良いのに。<br />
　既に霊基の登録の準備をしていたマスターに声をかける。<br />
<br />
「ねえマスター、登録してもらったばかりで悪いのだけれど、今ならこれも一緒にしておけるかな」<br />
<br />
　頭の花冠を指し示す。ふと顔を上げたマスターは、口を挟まず隣で聞き耳を立てていたらしく、朗らかに笑ってくれた。<br />
<br />
「オッケー、いいよ。この姿で登録しておくね」<br />
<br />
　こうしておけば、もしかしたら枯れないかもしれない。そして、ここにいる限り、この縁がずっと続いてくれるかもしれない。退去する日がくるまで、許される限り傍にいよう。<br />
　そして、今度こそ、差し出せるものは、全て差し出してみせるのだ。<br />
<br />
<br />
<hr /><br />
習作みたいな感じで書いたっぽい最終再臨アステセ話！<br />
テセウスは背も高いし筋肉むきむきなのに<br />
アステリオスを隣に置くだけで小さく見えるし可憐なイメージになるの面白いよね。<br />
やっぱり頭の花冠がファンシーなんじゃないかなって思う。<br />
<br />
いいよ、似合ってるよ&hellip;&hellip;。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]>
    </description>
    <category>ゲーム</category>
    <link>http://hinasan26.side-story.net/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/%E3%81%8D%E3%81%BF%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%8A%B1%E5%86%A0-fgo%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%BB-</link>
    <pubDate>Thu, 16 Nov 2023 08:38:39 GMT</pubDate>
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