もしあなたが死ねというならば、私は死ぬわ。


あなたが私を殺したいと言うならば、大人しく殺されるわ。


けれども、少しだけ時間をちょうだい。
あなたに降りかかる全ての災厄を振り払い、未来が確かなものだとわかるまででいい。


あなたは私への想いを無くしてしまったけれど
例えそれが偽物でも、儚い夢でも、失った現実でも、私にとってはかけがえのない宝物だったのよ。
束の間の、本当に幸せな数日間だった。
張り裂けそうなこの心も、身を切るような傷の痛みも、あの幸せを思い返せばどうという事はないの。

もう充分、貰ったわ。
欲しいものは他にない。
この心にほんの少しの暖かな思い出があるだけでいい。


次はあなたの番よ。
つらいつらい思いをしてきたあなたを、今こそ絶望から解放したい。
今度こそ、生まれ変わった世界のどこかで限りない幸福に包まれますように。


私はあなたの剣となり

そしてあなたの盾になる




あなたは私の希望

あなたは私の未来

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私の六巻後妄想フレアド（逆ではないし誤植でもない）のフレミーさんはこんな感じなの！
というのを示しておきたくて恥を忍ぶのであります。
ポエムとか本当にくっそ恥ずかしいです……死ぬ（私が）

志方あきこさんの『Sorriso』という花帰葬のED曲がイメージです。
そして、このフレミーさんはたぶんパトローナスが出せます（笑）