ひなさんの小説以下の小ネタを放置するところ ↑旧 ↓新
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※大昔に書いた赤幸の書きかけサルベージです。
これまで全く問題のなかったモノが、意識を変えるだけでここまで破壊力があるものになるだなんて思っていなかったワケで……。
「赤也? どうしたんだ」
「な、何でもないッス!!!」
部活が終わった帰り。部長が復帰したてのテニス部は活気と覇気に満ちていて、ただ戻ってきてくれたことが嬉しくて気がつかなかったのだけれど。
「じゃぁ、なんでそんなに離れて歩くんだ」
「ち、近くにいると暑いかなーって」
「はぁ? 暑いのなんて今更だと思うけれど」
隣には、幸村部長。他のみんなは今日はいない。
一年前なら全く何も気にせず、隣だって歩けたと思う。
今は無理、ぜってぇ無理!
「って、わー!!!! 近づかないで下さいよ!!!!!!」
実は付き合ってから、並んで歩くのも制服姿を見るのも初めてなのだ。
暑いからって緩められたネクタイに、第二ボタンまで外されたカッターシャツ。その間から覗く、まだ退院したばかりであんまり焼けてない肌。
ん?いや元々あんまり焼けない人だったっけ。とにかくそれが、大好きな大好きな憧れの片思い中の恋人なのだ。
……恋人なのに何故片思いなのかってのはあえて、聞くなよ。聞いたらぶっ潰す。
とりあえず危険だ、俺だって男なわけで!わかるっしょ!?この気持ち!
この人全然わかってないんスけど!たすけて柳先輩!
「逃げるなよ、せっかく途中まで帰り一緒なのに」
「ぎゃーぎゃーぎゃー!!!」
そんな感じで小走り逃げる俺と競歩で追いかける幸村部長。
あ、ついてきて貰えるとかちょっと幸せ、なんて思ってるのは秘密だ。
「追いかけっこなら負けないぞ?」
「暑いのに走りたくないッス」
「じゃ、止まってワケを話して」
「呆れる確立100%だから嫌でーす」
だってちょっと乱れた制服姿にムラっと来ましたとかアホじゃないすか!この先、思いやられすぎじゃないッスか!
「呆れないから」なんて部長は言ってくれるけど、とりあえず罠を張ってみる。
「あ、そうだ。それじゃ、俺の部屋行きましょうよ! そこで話してあげるッス!」
「今から? ……まぁ、いいけど」
颯爽と前を歩く俺の後を、ひょこひょこついて来る
神の子だなんて微塵も感じさせない幸村部長はちょっと可愛い。
なんか今だけ両思いの恋人みたいじゃないッスか?なんて、へっへー。
しかも着いても部長は俺のもの!えっへへっへー。
あ、やべ……顔がにやける。
追いつかれず、離しすぎずに帰り道を歩く。
「赤也、赤也ー! なぁ、あかや、部屋に着くまでこの距離なのか?」
「ッス!」
追いつかれたら部屋に連れ込む理由が無くなる気がして、俺は絶対速度も距離も変えなかった。
※ どうやら第二ラウンドがあるらしい……
「あっはっはっはっはっはっはっは!!!!! あっかや可っ愛いー!」
『理由を聞いても呆れない』という約束のかわりに、理由を話したら盛大に笑われましたよ、っと。
ちょ、部長酷いッス。俺結構半端なく大真面目だってのに!
クーラーが効きはじめた俺の部屋の俺のベッドの上で、早速くつろぎ始めた部長は体をくの字に曲げて笑っている。
あ、なんか目尻に涙まで浮かんでるんですけどっ!
「わ、笑わないでくださいよー」
「だって、ふふふふ……俺の肌とかいつも見てるじゃないか」
「見え方にもよるんですよ!」
いわゆるチラリズムとかそういう奴ッス!っと力説したら。
「そういうの……好きなんだ?」
なんて悠然と微笑みながら、緩んだネクタイをひっぱって下げて……て、ぎゃ!!!
オイシイ展開!とかドキドキしながら釘付けになってたら
ここで終わってました。何なんだよ!!!?
なるほど、書きかけ分類されていたわけだ。
二度と続きを書かない気がするので、小ネタ部屋へサルベージしておきます。
続きは脳内でどうぞ。
ところで恋人なのに片思いってどういうことなの?
過去の私がいうことは本当に理解できない。自分なのに。
でも聞いたら赤也に潰されるらしいから真実は闇の中です。
いみわかんない!!!たすけて!!!!!!!
これまで全く問題のなかったモノが、意識を変えるだけでここまで破壊力があるものになるだなんて思っていなかったワケで……。
「赤也? どうしたんだ」
「な、何でもないッス!!!」
部活が終わった帰り。部長が復帰したてのテニス部は活気と覇気に満ちていて、ただ戻ってきてくれたことが嬉しくて気がつかなかったのだけれど。
「じゃぁ、なんでそんなに離れて歩くんだ」
「ち、近くにいると暑いかなーって」
「はぁ? 暑いのなんて今更だと思うけれど」
隣には、幸村部長。他のみんなは今日はいない。
一年前なら全く何も気にせず、隣だって歩けたと思う。
今は無理、ぜってぇ無理!
「って、わー!!!! 近づかないで下さいよ!!!!!!」
実は付き合ってから、並んで歩くのも制服姿を見るのも初めてなのだ。
暑いからって緩められたネクタイに、第二ボタンまで外されたカッターシャツ。その間から覗く、まだ退院したばかりであんまり焼けてない肌。
ん?いや元々あんまり焼けない人だったっけ。とにかくそれが、大好きな大好きな憧れの片思い中の恋人なのだ。
……恋人なのに何故片思いなのかってのはあえて、聞くなよ。聞いたらぶっ潰す。
とりあえず危険だ、俺だって男なわけで!わかるっしょ!?この気持ち!
この人全然わかってないんスけど!たすけて柳先輩!
「逃げるなよ、せっかく途中まで帰り一緒なのに」
「ぎゃーぎゃーぎゃー!!!」
そんな感じで小走り逃げる俺と競歩で追いかける幸村部長。
あ、ついてきて貰えるとかちょっと幸せ、なんて思ってるのは秘密だ。
「追いかけっこなら負けないぞ?」
「暑いのに走りたくないッス」
「じゃ、止まってワケを話して」
「呆れる確立100%だから嫌でーす」
だってちょっと乱れた制服姿にムラっと来ましたとかアホじゃないすか!この先、思いやられすぎじゃないッスか!
「呆れないから」なんて部長は言ってくれるけど、とりあえず罠を張ってみる。
「あ、そうだ。それじゃ、俺の部屋行きましょうよ! そこで話してあげるッス!」
「今から? ……まぁ、いいけど」
颯爽と前を歩く俺の後を、ひょこひょこついて来る
神の子だなんて微塵も感じさせない幸村部長はちょっと可愛い。
なんか今だけ両思いの恋人みたいじゃないッスか?なんて、へっへー。
しかも着いても部長は俺のもの!えっへへっへー。
あ、やべ……顔がにやける。
追いつかれず、離しすぎずに帰り道を歩く。
「赤也、赤也ー! なぁ、あかや、部屋に着くまでこの距離なのか?」
「ッス!」
追いつかれたら部屋に連れ込む理由が無くなる気がして、俺は絶対速度も距離も変えなかった。
※ どうやら第二ラウンドがあるらしい……
「あっはっはっはっはっはっはっは!!!!! あっかや可っ愛いー!」
『理由を聞いても呆れない』という約束のかわりに、理由を話したら盛大に笑われましたよ、っと。
ちょ、部長酷いッス。俺結構半端なく大真面目だってのに!
クーラーが効きはじめた俺の部屋の俺のベッドの上で、早速くつろぎ始めた部長は体をくの字に曲げて笑っている。
あ、なんか目尻に涙まで浮かんでるんですけどっ!
「わ、笑わないでくださいよー」
「だって、ふふふふ……俺の肌とかいつも見てるじゃないか」
「見え方にもよるんですよ!」
いわゆるチラリズムとかそういう奴ッス!っと力説したら。
「そういうの……好きなんだ?」
なんて悠然と微笑みながら、緩んだネクタイをひっぱって下げて……て、ぎゃ!!!
オイシイ展開!とかドキドキしながら釘付けになってたら
ここで終わってました。何なんだよ!!!?
なるほど、書きかけ分類されていたわけだ。
二度と続きを書かない気がするので、小ネタ部屋へサルベージしておきます。
続きは脳内でどうぞ。
ところで恋人なのに片思いってどういうことなの?
過去の私がいうことは本当に理解できない。自分なのに。
でも聞いたら赤也に潰されるらしいから真実は闇の中です。
いみわかんない!!!たすけて!!!!!!!
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